2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 「クリティカル(批評的)」にもいろいろありまして

7月15日の沖縄タイムスの「文化ノート」というコーナーに、与儀武秀の署名で「沖縄映画と批評的吟味」という文章が載っていた。 ぼくが先月から3回にわたって連載してきた「否定知識人たち」、および番外編の作文と密接に関係するので、つつかせてもらう…

ビジネスの語法

郷友会の集まりに参加したときのこと。 ある会員が両親がともに亡くなったということで、郷友会を脱会したという報告があった。 それを聞いていた会員の一人が、「この組織も展望がないなー」と言うのが聞こえた。 一瞬だが白らけた空気が流れた。 言った本…

  否定知識人たち(番外編) 消費される沖縄?

(このブログを立ち上げる前に、ボーダーインクのホームページ内にあった「電柱通り物語」というコーナーに載せた文章です。文中に出ている日付からすると、2003年12月末のものと思われます。相変わらず可愛げのない文章を書いていたことがわかります…

  否定知識人たち (その3)

否定知識人たちは、映画や文化一般について面妖な理解の仕方をしていて、ここまでそのことついて言葉を費やしてきた。今回は、沖縄の映画シーンに中江裕司が登場したことの意味をぼくなりに整理してみる。それは同時に、ぼくが出版の世界で欲望してきたこと…